杭工事で重要な管理項目の1つである杭芯のずれはいつ確認する?(1)

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杭工事における管理項目の中でも重要なのが
「杭芯のずれ」である。

 

なぜなら

杭がずれると基礎や地中梁に補強が生じたり、
最悪の場合は増し杭を打たないといけない。

 

だから

構造上の変更を伴う恐れがあるので
注意して施工する必要がある。

 

では

あなたは杭芯のチェックを何回してる?

という事で最低限あなたが行っているだろう
杭芯のチェックを確認してみよう。

 

まずは

杭工事の着工前に杭芯出しを行うはず。
あなた自身がすることもあるし測量業者が行うことも。

 

そこで

チェックして欲しいのが杭芯が合っているか?

 

別に

全ての杭をチェックしろと言っている訳ではない。

きっと、そんな余裕はあなたに無いだろう。
そういう意味では、ある程度の間違いは覚悟しよう。

 

だけど

一定数の間違いはあるかも知れないので
任意で杭芯間の距離を測っておこう。
運が良ければ間違いが見つかるかも知れない。

 

しかし

私が一番怖いと感じている事は杭芯間の距離を
測っても絶対に見つからない内容である。

 

それは

杭芯全体が前後左右や回転してしまっていること。

 

だから

杭芯間の距離を測っても合っているのだ。

なぜ、杭芯全体が間違うのか?については、
トータルステーションで測量するからである。

トータルステーションにおいて機械の座標や、
後視点、任意の2点など座標を入力間違いが起こるから。
すると、基準が違うので全て間違ってしまう。

 

そこで

敷地境界や不動点と杭芯の距離を数点確認すると
全体が間違うという最悪の事態は避けられる。

 

更に

杭芯のずれは一般的には100mmくらいは許容範囲。
だから、1mmくらいまでシビアになる必要はない。
せいぜい、10mmくらい以内に収まっていれば
OKであると私は感じている。

 

なぜか?

それは、あなたが杭工事に1度でも立ち会ったら分かるよ。
作業員さんの杭を沈める時の距離の計り方は
杭や鉄筋にテープなどで印のついた棒を当てている
だけなのだから。

今回は長くなってしまったので続きはまた明日で。

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