昨日は思ったより文章が長くなったので
今日は続きからお伝えしていこう。
昨日は、杭芯のチェックは最初の杭芯出しの終了後が
大切だよ。という話をさせてもらった。
次に
杭を施工する直前にもチェックしておいた方が良い。
なぜなら
杭打ち機が杭芯の上を移動、旋回した場合には
敷き鉄板の下の杭芯がずれている可能性があるから。
だから
杭工事の直前に杭芯のチェックを行う方が良い。
でも、とっても大変なのは分かっているので、
大変な場合は、杭打ち機が良く旋回をしている場所を
重点的に行っていこう。
案外、地表に見えている杭芯の先端だけ曲がっていて
少し掘ってみると、ずれた位置に杭芯があるという
場合もあるからね。
最後に
既製杭なら杭を沈めるとき、場所打ち杭なら
ケーシングや鉄筋のセットの時などに、
しっかりと位置の管理をしておくことは
とってもとっても大切だよ。
実際の杭は地表から下がった所にある。
そして、所定の深さまで達したときにずれてしまう
可能性も大いにある。
すると
今までの苦労が水の泡。
だから
杭施工時はずれの値が0を狙っていかないと、
最終的な杭のずれは所定の数値以内には納まらない。
そのくらいの気持ちは常に持っておこうね。
最後の最後に
杭工事や掘削が終わって捨てコンクリートが終わると
遅滞なく杭芯のチェックを行い工事監理者に確認してもらおう。
もしも
杭芯をチェックした報告書の提出が遅れた場合は、
構造変更が発生した場合に対応が遅れて、
最悪の場合は現場がストップしてしまう可能性があるから。
それだけ
杭芯の管理は重要だよ。
つまり
杭工事で重要な管理項目の1つである杭芯のずれは
- 杭工事の施工前
- 該当杭の施工直前
- 施工時の杭芯セット時など
に都度確認することは高い施工精度を求めるためには
非常に重要であると考えている。
そして
掘削して杭頭が見えてきたら遅滞なく施工結果を測定して
構造設計の担当者へ送付して補強の検討を行おう。
更に、あらかじめ補強の指示のある場合でも「指示通りでよいか?」
をしっかりと確認する必要は有るよね。
この当たりの現場の施工管理は新入社員など若い職員が行うことが多い。
新入社員だからといって品質管理に関係ない訳では無いからね。
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始めまして大阪で建築測量させて頂いております測建の斎藤と申します、杭測量の重要性を記載いされている記事を読ませて頂き、コメントさせて頂いています、弊社は杭を打設する際に杭芯のダブルチェック、掘削ロッドの相番測量、杭沈設時の相番測量、一貫して杭の施工精度向上へ向けて取り組んでおり、それに使う特殊な測量器とクラウドを活用して2011年から現在まで434件の受注をしてきました、一度お話をさせて頂きたく思います、ご連絡頂けましたら幸いです。
私は大阪で建築測量を経営しております測建の斎藤と申します、杭精度についてい書かれている記事を拝見させて頂きコメントさせて頂いています、弊社も同感で基礎の段階で杭のズレを測定しているようでは遅いと考えます、そこで発覚していては、構造上にも問題がある事と、次工程に大きな影響をもたらします、それを踏まえて掘削段階から掘削ロッドを相番測量する事で事前に精度向上へ繋げて行っており現在434件の施工実績があります、一度お時間頂き説明をさせて頂きたく思います 09043034465 斎藤
斎藤さん。
コメントありがとうございます。
私としては匿名でブログを書いている手前、実際にあってコンタクトをとる事を現在やっておりませんので直接説明をさせて頂きたいとの事ですがご期待には沿えないことをお詫び申し上げます。
ただし、お問い合わせ経由などでのやり取りには応じております。その中で資料などを送付頂いたうえで、個人的に良いなと感じればブログ内でご紹介させて頂く可能性はございますので合わせてご報告致します。