地下水位の高い現場で山留めを計画する時に留意すべき事とは?

Sponsored Links

 

地下水位が掘削床面より高い場合で山留めを使用する場合は
当然のことだけと遮水性のある山留めの工法を使用するべき。

 

しかし

出来れば、地層とコストを考慮しながら他の事も検討して欲しい。

 

それは

山留め自体の長さの検討である。

当然、山留めが自立したり、構造上安全な長さまで打ち込む
必要があるのは言うまでもないけど、私が地層とコストと言ったのは、

山留めの先端が不透水層まで達しているか?を確認して欲しいから。

 

なぜなら

不透水層まで山留めが達していると、山留の先端より下を
地下水が廻って下から湧き出してくるということが起きにくいから。
すると、基礎の作業が比較的ドライワークで作業しやすいのだ。

 

しかし

地層によっては不透水層が現実的な深さに存在しなかったり、
不透水層まで山留めを打ち込もうとするとコストが掛かったりする。

 

例えば

鋼矢板の場合では、本当は山留めが10mの長さで良いのが、
不透水層まで延ばすと15m必要になってくるとすると、
周長が80mで200枚必要なので、合計1000m分差異が出る。

1000m分を金額にするとかなりの額になるから。

 

だから

現場の施工性を高める為にどのくらいの費用を掛けることが出来るか?
というコストバランスの感覚を積む訓練にもなるので効果的かも。

 

更に

この様な、工法の仕様におけるコストと施工性のメリットの比較を
日頃から行っていくと、施工計画能力が格段にアップすると感じるよ。

施工計画を行う上で大切なのは「現場の施工性」と「コスト」を
どれだけ意識して計画できるかだからね。

 

あなたが今現在は工事全体の施工計画を検討する立場でなくても
いつかはそのような立場になるはずなので、あなたに出来る小さな事から
少しずつ少しずつ経験として検討していく事が重要だよ。

 

つまり

地下水位の高い現場で山留めを計画する時に留意すべき事とは、
止水性の高い山留め工法を選択することは当然のことであるが、

山留めの先端が地下の不透水層まで達しているか?

を確認することも重要な内容である。

 

なぜなら

不透水層まで山留めが達していると地下水位を一度下げると、
あとは比較的に水位が落ち着き、基礎工事の作業が
ドライワークで可能になりやすいから。

実際には、地層との兼ね合いもあり現実的ではない場合が
あるけど、これと変わらない。という事は避けるべきだよね。

↓  ↓  ↓

  • コメント: 0
banner11

Sponsored Links

関連記事

  1. 杭頭補強のパイルスタッド、NCPアンカー、中詰め補強筋工法について

  2. 埋設物調査を必ず実施しないといけない現場とは?

  3. 鉄筋材料の基本事項を知っておこう(メタルタグ編)

  4. 杭材料を信じるな!思い込みが産んだ危機一髪な出来事(2)

  5. 試験杭で想定地盤と違っていたらどうする?支持層より低い場合(2)

  6. 足場も仕事も足元が肝心!チェックすべき3つのタイミングとは?

  7. 耐圧盤付きの地中梁を2回に分けて打設する場合に失敗しがちな例とは?(2)

  8. 基礎・地中梁の段差の多い箇所の測量で実践したあるアイデアとは?

  9. 鉄筋を組み立てるときに、なぜ強固に結束する必要は有るのか?

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

1ランク上を目指すあなたへ

高額・好条件の転職サイト【施工管理求人ナビ】

プレゼント付無料講座開催中

kouza
仮設 syoseki

プロフィール

myImage

作者:TM


私の職業は「建築現場の現場監督」。
何だかんだで15年働いている。
その15年分のノウハウを若い現場監督さんのために、全て暴露しくよ。

なぜ、キツイ建設業界で働き続けているのか?
その秘訣がしりたいあなたは
今すぐこちらをクリック

↓ ↓ ↓

詳しいプロフィールはこちら


あっ、
ただし「社外秘」や「会社独自の技術」じゃ無いよ。
あくまで、「私個人の感じる本音」だよ。
  1. コンクリート打設中に必ずチェックすべき地中梁の配筋の乱れとは?

    2019.05.24

  2. 地中梁の配筋写真の撮り方の秘訣を伝授!

    2019.05.22

  3. 梁の主筋が納まらない時に、勝手にしてはイケない事とは?

    2019.05.20

  4. 地中梁の腹筋は定着すべきなのか?という問題

    2019.05.17

  5. 耐圧盤付きの地中梁を2回に分けて打設する場合に失敗しがちな例と…

    2019.05.15

  1. 最上階の梁の定着は一般解の梁と何が違うのか?

    2019.02.15

  2. TMです。新年明けましておめでとうございます。【悩める建設マンへ】

    2019.01.01

  3. 工事写真をスマホで管理する時代が到来!Photo Manager(2)

    2017.10.09

  4. 工事写真をスマホで管理する時代が到来!Photo Manager(1)

    2017.10.06

  5. 一級建築士、二級建築士、施工管理技士の資格試験で記憶力を高める…

    2017.09.15

人気記事ランキング

月間

週間

デイリー

仕事の悩みカテゴリー

  • みんなの悩みを共有 (56)
  • 工種別の管理ポイント (315)
  • ちょっと一休み!コーヒーブレイク (3)
  • プライベート (1)
  • お知らせ (12)
  • その他 (7)

工種別カテゴリー

ブログランキング

にほんブログ村 住まいブログ 現場監督へ