杭材料を信じるな!思い込みが産んだ危機一髪な出来事(2)

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前回は、既製コンクリート杭の材料にまつわるトラブルとして
杭材料が間違って納入されたという話をお伝えした。

 

そこで

今回は、私が経験したもう1つの杭の材料にまつわる
トラブル事例をご紹介しておこう。

 

あなたは「試験杭」を立ち会ったことはあるかな?

 

試験杭というのは、一般的に一番最初に施工される杭で行われ
杭の施工の順序、精度、品質の確認を行うための杭である。

 

その現場までの試験杭は、言わば「儀式」の様に杭の施工管理の
現場代理人が、次々と段取り良く工事監理者を案内して、立会が
スムーズに終了していた。

言ってみれば、杭の施工管理の現場代理人の腕の見せ所的な
感じさえあったのだ。

 

しかし

その時の試験杭は違っていた。しかも、杭工事の現場代理人が
どうのこうのと言うレベルの前にトラブルが起きたのだ。

 

それは

既製コンクリート杭材料のひび割れ欠陥を検査するために
水道ホースで杭に水を掛けて、半乾きの状態で欠陥を確認する
「散水検査」を行っていたときのこと。

 

まさか、しかも試験杭に持ってくる杭にひびが入っている
なんて思っても見ない状態で、杭に見事なひびが入っていたのだ。

 

その瞬間、現場の空気は凍りついたのは言うまでも無いけど、
幸いにも2セット分の杭が搬入してあり、別の杭で改めて
散水検査を行ってなんとかその日はしのいだけど、
その後の原因探しから、再発防止、全ての杭の散水の実施など
大変な思いをした記憶があるよ。

 

だから

私の経験も踏まえて、あなたには「工場製品にも間違いはある」
という認識をしっかりと持って欲しいね。

 

つまり

私が経験したことのある既製コンクリート杭材料の
トラブルと言うのは

  • 納入された材料の杭種が違う
  • 散水検査でクラック発生

がある。

 

いずれも「工場から納入されたものは間違いない」
という思い込みがあると発見できないトラブルである。

あなたも私の経験を踏まえて、材料の受け入れ検査時に
「もしかしたら間違っているかも」という意識を持って
あなたの出来る範囲で確認してみてはいかがだろうか?

 

あっそうそう、現場で気づくと言えばこんな記事を
過去に書いたことがあったな。

↓  ↓  ↓

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