鉄筋の端部のフックが現場で喜ばれる場面、嫌われる場面とは?

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鉄筋の端部は使用部位によって様々な形状になっている。

 

例えば

柱の主筋が上階へ続く場合は真っ直ぐな形状だし、
梁の主筋の端部は90度のアンカー形状になっている。
基礎の主筋の立ち上がりなども90度フック付きだしね。

その鉄筋の端部の形状の中で180度のフックが必要な部分もある。
代表的なものは最上階の柱の主筋などが有るよね。

 

そこで

必ずしもフックを必要としない場面でも、フックがあると嬉しい場面がある。
ここからは私が嬉しいと個人的に感じる場面ではあるがお伝えしていく。

 

それは

壁筋の上階へ伸びる部分の端部である。
つまり、差し筋となりスラブから突き出ている鉄筋の端部である。

 

では

なぜ、壁の差し筋にフックが付いていると私が嬉しいかというと
安全面での差し筋の養生を行わなくても良いからである。

 

なぜなら

鉄筋の端部がそのまま直筋で飛び出していると、付近で通行している
作業員さんが転倒などをしてしまうと鉄筋に刺さってしまう事故が発生するから。
実際に、目の前で見たことは無いけれどお尻や足にかなりの深さ刺さってしまった。
という事故事例を聞いたことがあるよ。

 

だから

壁の差し筋の端部には鉄筋キャップやバー型の鉄筋カバーなどを設置するけど、
作業が進むにつれて外れてしまったりすることも多く管理が大変である。
更に、壁の型枠の中に鉄筋キャップが転落してしまった場合などは取り出すのに
非常に苦労するが、あらかじめフックが付いていると何もしなくてよく非常に楽なのだ。

 

しかし

壁の差し筋のフックは良いことばかりではない。メリットの影には必ずデメリットが有る。

 

まずは

壁筋の先端にフックを付けるという行為自体を鉄筋業者が面倒くさいということ。
もしも、端部が直線のままで良ければ、必要長さの定着物の鉄筋さえ発注しておけば
何の加工もなく現場で組み立てることが出来るのだけど、フックを付けると加工手間が
発生してしまうので文句が出るので、事前に打ち合わせが必要だよ。

 

次に

フックが付いている鉄筋の付近を通行する場合にフックがズボンに引っかかる
ことが多いというのが難点である。端部が直線形状であれば引っかかっても
外れやすいのだが、フック形状に先端に引っかかると

 

「ビリッ!」

とズボンが破けてしまうこともある。

「うわ~!やってしまった~!」

と思っても後の祭りだけどね。

 

つまり

鉄筋の端部にフックが付いていて現場で喜ばれる場面とは、
壁筋などの差し筋の先端の安全上の養生が不要になる時で、
逆に、私の中でフックが付いていて嫌な場面とは、
フックの先端にズボンが引っ掛かると、フックが付いていない
場合に比べて圧倒的にズボンが破れる確率が高いことである。

 

これらは

私の経験上の話なので、もしもあなたが「いや違う」とか
「私はこんな体験をした」ということがあればコメントや、
こちらのお問い合わせからご報告頂ければ嬉しいな。

 

ちなみに

お問い合わせの場合は、コメントと違って他人に見られないので
「他人には見られたくないけど伝えておきたい」
という方にはオススメだよ。

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