あなたも今の会社、若しくは以前の会社に入った時には
「きっと、○年後にはこんな仕事内容をやっているはず」
と考えたりしませんでしたか?
しかし
実際は理想とは程遠い仕事内容で時間ばかりを浪費して、
気付けは経験年数だけが増加していて焦りを感じるかも知れません。
そこで
今回は、経験年数が6年になるけど、主だった実績を
あげることが出来ていないという焦りを持った方からの
お悩みを紹介します。
Zさんからの質問 | |
こんばんは。夜分遅くにすみません。
今僕は入社6年目になる現場監督なのですが、これまでの現場でこれは自分できっちり計画してやった!とかバチっと図面を書いて納めたとか言った経験がほとんどなく、ただ漠然と不安に思っています。これまで言われてから動くことが多々でしたのでこの年で...と思うと。 一施工の資格は取得しているのですがこのままどうしていけばいいのかと思っています。 今の現場でもちょいちょい所長に小言のように怒られ、モチベーションが少し下がり気味であります。稚拙な文章ですみません。 |
---- 回答 ---- |
Zさん。 おはようございます。TMです。お問い合わせありがとうございます。早速回答しますね。まず、Zさんは自分自身でこれからを悩んでいますが、既に課題は見えているように感じます。
このあたりが、まさに課題なのでしょうね。
そして Zさんの中の最大の課題は「どのように実現させるか?」と言うことですね。
そこで まず私がZさんの文章から感じ取ったのは、他人から言われてやれば出来る実力があるのに、「自分は自発的に出来ない」と感じていることにより、本来の実力より下に自分自身の実力をみているのではないか?ということです。 確かに、「自発的に行動」するというのが得意な性格な人と、そうでない性格の人がいることは事実です。これは、私の中では性格的なものと共に「自信」が大きく影響しているのではないか?とも考えています。「不安を抱えながらの行動」はしばしば消極的な行動に結び付いていると私は考えています。 しかし、私は同時に誰でも一定レベルまで「自信を持った自発的な行動」が出来るようになるとも考えています。
例えば、来週打設するコンクリートが縦横高さ全てが3mの基礎だとしたら、Zさんでも容易に計画できますよね。だって、コンクリートの打設数量は3x3x3=27m3だし、型枠の強度を保つために打設ピッチを調整するだけでしょう。
そうなんです! 誰でも「超簡単」な仕事であれば、目の前に突然現れても「そのくらいなら」と自発的に行動を起こせるのです。
Zさんの中でも自発的に行動している「そのくらいならやって当たり前」の仕事の1つや2つはあるはずです。安全当番の仕事もそうかもしれません。
つまり 私が言いたいのは、「自信」というのは「当たり前のような小さな成功体験」の積み重ねでついてくるものなのです。すると、そのうち 「あれが出来たのなら、これも出来るだろう」 と発想が徐々に変わっていくと感じますよ。
そのために 6年目だろうが何年目だろうが「小さな成功体験」を意識的に積み上げてみてはいかがですか?
別に、自信に満ちて仕事をするのに「華々しい実績」は必要ありませんよ。
最後に 自発的に行動するための動機付けとして 「Zさんがやらなければ誰がやる?」 と、自問自答してみてはいかがでしょうか。そして、他の人にでも出来るが客観的にみるとZさんのやるべき仕事であると感じるものは、紛れもなく「Zさんのやるべき仕事」なのです。
まずは Zさんのやるべき仕事を、じっくりとリストアップしてみて、その中の出来そうなことから「自発的に」行動してみることをお勧めしますよ。
それでは。 |
自分のやるべき仕事は誰が決めるのか?
と問われると、あなたならどう答えますか?
「自分の仕事は自分で決める」
「自分の仕事は上司が決める」
「自分のやりたいことが出来るために上司をあやつる」
私はどれも正解だと感じてます。
でも
相談者さんのように自信が持てない人も沢山います。
逆に、自信を持って間違って進んでしまう悩みを持っている
人も世の中には存在しています。
さまざまな考え方に触れるという意味でも
こちらの記事も是非確認してみて下さいね。
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