現場監督は、いかに計画的に物事を進めるか?
がはっきり言って非常に大事。
もしも
事前に計画が立てることが出来なくて、
「行き当たりばったり」の仕事をしてしまうのであれば
いつか、現場は崩壊する。
その意味を含めた言葉が
「段取り八分」という言葉である。
段取り八分っていう言葉は、どこまで浸透している言葉かは、
はっきり言って知らないけど、私は3年目の時に、当時の所長
から教えてもらった。
意味は以下の通り。
現場監督の仕事は事前の段取りが非常に大事。
「もう大丈夫」という100%の準備でも実際には、
計画時には気づかなかった問題点が、実行時に
は必ず出てくる。
しかし
100%だと確信できるような計画をしていたから
100%の計画が、80%の結果で終わる事ができる。
80%の結果で終わることは、「合格」である。
だから、「段取り八分」なのだ。
残りの二分は、実際の現場でのトラブル解決を
どのように乗り切るか?である。
もしも
自分で70%位の段取りで大丈夫。と感じて
実際の現場に挑んだら、50%はおろか、
30%の位の出来になってしまうはず。
そして
最悪は、作業員さんが帰ってしまうかも知れない。
なぜなら
中途半端な計画だと、基本的な「何か」を
見落としてしまう可能性があるから。
例えば
- 他の業者の搬入とかぶっている。
- 荷揚げ用の揚重機の能力が足りていない。
- 作業場所まで行くための動線がない。
- 作業場所が片付いていなくて作業が出来ない。
- 必要な資材が揃っていない。
- 基準の墨が出ていない。
- そもそも、図面と実物の寸法が合っていない。
- ハツリや補修などの事前の作業が終わっていない。
などなど。
もしも
あなたが、現場監督を数年間経験してたら
何かしら先ほど上げたトラブルに遭遇しているはず。
そして
実際の作業をやる瞬間になって
「あっ!」
と気づいても、もう「時すでに遅し」だよね。
きっと
あなたは、何度も「あっ!」と感じて、後悔をしているはず。
1度目は仕方ないと感じるけど、何度も何度も同じような
失敗を繰り返さないように、少しずつでも「段取り」の習慣化
を行っていこうね。
そのくらい、「事前の段取り」って現場監督には
絶対に欠かせない仕事だよ。
つまり
段取り八分とは、現場を計画通りに進めるために
事前の段取りが非常に大事であり、事前の段取りを
怠ると、最悪作業員さんを帰さざるを得ない状況に
なってしまう恐れがある。
最初は、中々うまく行かなくても、
意識しながら習慣的に行っていくと少しずつ上達するよ。
あっ
事前の段取りの、基本の「キ」は、こちらだよ。
↓ ↓ ↓
お世話になります。
ちょっと主旨が異なりますが、足場面積より単管パイプで組み上げるときの材料拾い出しの簡単なソフト有れば御教示ください。
因み 枠組み足場はもっております。
申し訳ないが、私は面積から材料を算出するソフトを
今まで使ったことが無いので、お役に立てないですね。
なぜなら
見積がしたければ、大抵平米に単価を掛けてしまうし、
実際に、材料を頼む時は、ざっくりではなく
材料を1つ1つ拾っていたから。
四角な建物に足場を組むからそういうソフトも役に立つけど、
入り組んだ建物であれば、かなり差異がでてくるからね。
お役に立てずに申し訳ないです。