鋼管杭の特徴とは?既製杭や場所打ち杭に比べてどうなの?(3)

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前々回前回で鋼管杭のデメリットとメリット4つをお伝えした。
そこで今回は前回の続きからお伝えする。

 

5つ目は

コンクリート杭と比較して質量が経く,取扱いが簡単である。

 

確かに

前回までの項で述べたように、鋼管杭は肉厚という面では
一番薄いので、全体の重量からすると軽いのが特徴では有る。

 

実際に

Φ200~Φ300程度の鋼管杭であれば、ユニックに積んできて
そのまま荷降ろしをしていることも珍しくないはず。

既製コンクリート杭の場合では、杭の荷降ろしをするために
わざわざクレーンを頼むこともよく有る位なので、それに比べると
考えられないような状況だね。

 

 

6つ目は

水槽やサイロなどの設備を必要としないので狭小地でも採用可能。

場所打ちコンクリート杭でも既製コンクリート杭でも、
杭孔の掘削を行うためには大量の水が必要である。
水道の引き込みが25mm以下しか取れない場合は、
杭の掘削のペースを考えないといけない場合もあるくらい。

 

更に

既製コンクリート杭であれば、根固め液や杭周固定液などに
使用する大量のセメントを供給するサイロを設置しなければいけない。

それだけ、杭工事には付随するたくさんの設備が必要。

 

しかし

杭が必要な建物や設備基礎などにおいて、必ずしも先程述べた
設備が設置出来るスペースがあるわけではない。

そんな場合には、鋼管杭の出番では無いだろうか?

私が経験したクラスであれば付随して必要だったのは
発電機が1つだったはず。

 

そして

現場で働いていた作業員さんたちも、条件の悪い土地で
施工する案件が少なくないとも話していたしね。

 

 

最後に

杭残土が発生しない工法がある。

こちらの方は、次回に1つの単独記事としてお伝えするよ。

 

 

つまり

鋼管杭の特徴としてメリット・デメリットは次のような事項が挙げられる。

デメリットや検討事項としては

  1. コストが比較的高い
  2. 腐食に対する耐性が必須である。
  3. 大口径で薄肉の鋼管は,局部座屈を生じることがある。
  4. 先端開放形の打込杭では,支持地盤への根入れが十分でないと支持カが低下する場合がある。

メリットとして

  1. 工場製作品であるため,安定した材料品質が得られる。
  2. 曲げに強く,水平力を受ける杭に適する。
  3. 応力に応じて材質や肉厚を変えた合理的な設計ができる。
  4. 支持地盤の不陵に対応しやすい。
  5. コンクリート杭と比較して質量が経く,取扱いが簡単である。
  6. 水槽やサイロなどの設備を必要としないので狭小地でも採用可能。
  7. 杭残土が発生しない工法がある。

更に

施工計画としては、今までの既製コンクリート杭を参考にすると良いよ。
ちなみに、リンクはこちら。

↓  ↓  ↓

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