リース代は月極で6000円なので1ヶ月リースさせて下さい。
という部下の言葉に、「分かった」と答えた月の請求書で
「19000円!?」
何だ、ボッタクリバーか?
という経験をしたことは、あなたには無いかな?
実は
19000円の内訳は
基本料 2500円
月極リース料 6000円
動産保険料 500円
運搬費 10000円
しめて19000円。
だから
冒頭の月極で6000円は間違っていない。
しかし
その他にかかる費用を上司に伝えていなかっただけ。
もしかしたら、そのような付属的にかかる費用について
全く想像していなかったのかも知れないね。
だから
「何で6000円が19000円になるんだ」
と部下に怒鳴っても、
「へっ???」
という顔をして、明細を確認して
「月額6000円って、しっかり書いてますよ」
と、当たり前のように答えるかもしれない。
でもね
もしも、あなたの部下が先程のかかった費用で
一番高い「運搬費」についての意識が低いと要注意。
運搬費っていうのは非常にバカにならない。
例えば
所長に
「◯◯借りて、あそこを綺麗にしよう」
という提案を受けて
「はい」
とふたつ返事で、4tトラックにその材料だけを
載せてくるのを見ると、私はいつも
「行き当たりばったりだよな~」
と感じるよ。
もしも
「はい」とふたつ返事をせずに
「3日後に△△を入れる予定にしてますが、
その時でも良いですか?」
と聞ける様な部下がいると頼もしいよね。
運搬費を下げるコツは、1にも2にも「まとめること」。
月極なら日々のリース代はたかだか知れている。
まとめて搬入。まとめて返却。
これがリース品を扱う時の基本的なコツだよ。
もしも、あなたや部下に思う所があるのなら、
今からでも変えていけば良いと感じるよ。
つまり
リース代には見えないお金として、
基本料、動産保険料、運搬費が掛かって来る。
基本料は必ず掛かるので仕方ないが、
動産保険料の有無はリース品ごとに見直すべきだし、
運搬費も効率よく計画することにより、費用を軽減できる。
だから
行き当たりばったりの現場かどうかを見分けるには、
リース品の運搬費だけをチェックするだけでも分かるくらい。
小型のトラックが数多く入ってきているような現場では
きっと現場の最終収支にも影響してくると感じるよ。
何事も大事なのは「段取り」。
この記事も合わせて読むとより理解が深まるよ。
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