仕事は教えてもらう物ではない。盗んで覚えろ。
私が入社した頃はよく言われたよ。
でも
最近よく感じるのは、「今どきではないのでは?」
と言うこと。教えなくても自分で盗んで覚える時代じゃない。
現在は、必要は事はきちっと教えてあげる時代である。とね。
でも
私と同じ30代後半より上の年代の人は
教えることが苦手かもしれない。
なぜなら
自分が教えてもらってこなかったので
どういう風に教えたら効果的なのか?
と言うことがよく分かっていないのだ。
それから
私も仕事を盗んで覚える時代じゃない。
ということには9割方賛成なのだけど、
「その考え方間違っているんじゃないか?」
と感じる人がたまにはいるのだ。
それは
「教えてもらって当たり前」で、教えてくれない先輩が悪い。
といって、全く自分から教わろうとしないと言う態度。
なぜなら
自分から「学びたい」。と思わないと
いくら教わっても、全然頭に入らないから。
「学ぼう」という姿勢の人と、
「教えてもらって当たり前」という姿勢の人との
その後の仕事ぶりを見ていると本当に「雲泥の差」。
もう、2~3年くらい経つと、取り返しがつかない位の
差になってしまうこともある。
なぜ
私がそんなことを言うかというと、
同じ年代の若い世代の人たちの講習会に講師として
教えに行ったことがあるから。
その時に、真面目に講義を受けている人と、
そうでない人って、講師の席からだと面白いように分かるよ。
「あ~、あの人全然聞いていないな~」
「こっちの人は真剣にこちらを見ているな~」
とかね。
結局
どんな人が伸びていく可能性が大きいか?
と、あなたが疑問に思っているとするなら
私は、「一言」で答えをいうことが出来るよ。
それは
「質問をする人」
新しい事を教えてもらって、いきなり全て理解する人なんて
この世にはいないと感じている。だから「疑問点」が湧いてきて当たり前。
疑問点が湧かない人は、
- 真剣に聞いていないか。
- 考えていないか。
- 自分に置き換えて想像していないか。
のどれかに当てはまると感じるよ。
そして
質問をした人は、自分の疑問点が解消されて更に理解が深まるけど、
逆に質問をしない人はいつまで立っても現状より進歩しない。
もしかしたら、間違った方向に進んでしまって後戻りするかもしれない。
だから
もしも、あなたが先輩から教えてもらって、
疑問点が湧いたら、ぜひ積極的に質問をしてほしい。
大丈夫。最初はみんな分からない所からのスタート。
自分を信じて勇気を出してみようね。
つまり
仕事は盗んで覚えろ!と言うのは、
私が会社に入った頃は当たり前だったけど
今は、そうではないと感じる。
しかし
1つだけ言いたいのは、
「教えてもらって当たり前」と、「自分から学ぼう」という意識では
実際の習得までの道のりが圧倒的に違う。
効率的に覚えるためには、分からない所をきちんと質問しようね。
でも、「なかなか質問できない」というあなたはこちらも合わせて読んでね。
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