仮設計画を行う上で実は非常に重要なのは材料置き場。
作業を行うために材料は絶対に必要な物でだけど
材料置き場というものは無限ではないし、建築現場であれば
次々に新しい材料が入ってくるので、やりくりが非常に重要になる。
しかし
案外、材料置き場について真剣に考えている人は少ない。
考えていないから、業者の言いなりになってしまったり、
逆に、無駄な材料の出し入れをさせてしまっていたりしている。
そこで
私が材料置き場の計画と運営についてぜひ抑えておいて欲しい
3つのポイントについて今回お伝えする。
まずは
業者から言われる前に、先手を打って打ち合わせを行なうこと。
つまり
業者さんから「材料を置きたい」と言われる前に、
「次の◯◯の材料は、ここにスペースを作るからこっちに置こう」
という打ち合わせを行なうことが重要である。
逆に、何も計画や打ち合わせを行っていないと、
他の材料を置こうと開けておいたスペースに、気がつけば
違う材料が勝手においてあったり、材料置き場が予想以上に
広がってしまっている場合を見かけることが多いから。
すると
次工程の業者の材料置き場を確保するのが困難になり、
現場の運営が一気に後手後手に回ってしまうから注意しよう。
あなたに掛かって来る負担は何倍にもなってしまうからね。
次に
業者さんに指示を行う時は、
「何故その場所か?何故そのタイミングか?」
をしっかりと説明することが非常に大切。
業者さんの立場からすると、業者の都合の良いタイミングに
好きなだけ材料を持ってこれることが一番効率が良い。
しかし
実際の現場は、業者さんの思い通りになることなんて
まず無いと業者さん自身も感じているのだが、
ひょっとしたらと、いつも狙っている。
だから
業者さんを納得させる理由をしっかりと述べることって大切だよ。
あいてが納得さえ出来れば、きっとあなたの指示に素直に従うよ。
最後に
期限を過ぎた材料の引取をしっかりと指示すること。
冒頭にも述べたように、建築現場であれば様々な工種の人が
入れ替わり立ち代り入ってきて、それぞれの材料を必要とする。
しかし
その中で、どこか1業者が材料置き場を独占していたり、
不要な材料をいつまでも置きっぱなしであれば、
次工程の業者に悪影響が出るのは明らかだよね。
だから
しっかりと期限をあらかじめ決めておいて、
期限を過ぎた材料は返却などを行なうことで
次工程の業者に材料置き場を提供することは
あなたの現場をスムーズに進めるために非常に重要だよ。
つまり
材料置き場を計画的に運営するためには
- 業者から言われる前に、先手を打って打ち合わせを行なうこと
- 何故その場所か?そのタイミングか?をしっかり説明すること
- 期限を過ぎた材料の引取をしっかりと指示すること
の3つをしっかりと行なうことが出来れば、
あなたの思い通りの現場運営が出来ると感じるよ。
でも
そんなに上手く行かないよ。絵に描いた餅じゃない?
というあなたにはこちらの記事をオススメするので、
一度読んでみて、自分に当てはめてみてね。
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