鉄筋工事における建築工事監理指針による基本要求品質とは?(材料編)

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鉄筋工事における基本要求品質とは?

と言われて、すぐにあなたは答えられるかな?
きっと、何と無く頭に浮かんでくるけど上手く言葉に出来ない。
という人が多いのでは?と私は感じるよ。

 

実は

私も同じで、後で答えを聞くと知っていることばかりだし
当然確認している当たり前の事だけど、それが基本要求品質と
意識しながら仕事をしている訳ではなかった。

 

まずは

答えから見てみよう。
建築工事監理指針(平成28年版上巻) [ 国土交通省 ]」では

 

鉄筋工事では,使用するコンクリートの強度との組合せにおいて必要な品質性能の鉄筋コンクリート構造物となるように,その種類が設計図書に指定される。基本要求品質としては,指定された組類の材料が工事に正しく使用され.その本数や配筋状態に誤りがなく,定着や継手が正しく施工されていることであり,このことを証明できるようにしておく必要がある。

具体的な例としては.使用する鉄筋材がJISマーク表示品であれば,ミルシート及びチャージ番号の表示された鋼板(メタルタック)並びに製造所,加工場から現場までの経歴を証明する資料を整備することが考えられる。

 

ここで

具体的な例として上がったのが「ミルシート」と「鋼板」
この辺りは、きっと9割の現場が「大切なもの」として
認識をして程度の差はあれそこそこ管理されているのでは?
と私は感じている。

 

そして

具体的にどのようにすれば良いかと悩んでしまうのが
「製造所,加工場から現場までの経歴を証明する資料を整備すること」
という部分では無いだろうか?

製造所からの加工品、例えば「溶接閉鎖型フープ」などは
「出荷証明書」という形で第三者に対して説明できる。

 

しかし

鉄筋業者の加工場から現場までの「経歴を証明」する書類が難しい。
鉄筋加工場の現状として鉄筋材料を現場ごとに管理出来ている工場は
実は1割にも満たないのでは?と感じている。

 

なぜなら

1つの現場だけをしていれば会社が回るという訳ではないので
常に複数現場の鉄筋材料が加工場に存在する可能性が高いから。

もしかして、他の現場の材料を使ってあなたの現場の加工をしても
「同じメーカー」の材料であれば見分けることが不可能だろう。

 

もしも

鉄筋にICタグがついていたとしても、切断して加工したものが
果たして判別できるのか?という次元だからだ。

 

すると

現実的には、加工場を信用して現場に入ってきた材料は、
あなたの現場の「種別」「径」「寸法」を満たした材料だ、
という受入検査簿をされていて作成するのが良いのかな?
と感じるよ。

 

そこで

大切なのは工事監理者さんや第三者検査機関の人などに
質問されたときに言葉を詰まらないように事前に「加工場の確認」
をされておくことをオススメしておくよ。

 

つまり

鉄筋工事における基本要求品質とは、

材料の面から言うと、鉄筋材がJIS製品であれば、
ミルシートやメタルタグがしっかりと管理されていて、
かつ材料の搬入経路、及び加工場での材料管理がなされている
ということが条件となる。

そのためには、あなた自身若しくは鉄筋担当者が加工場を
しっかりと確認しに行って記録に残しておくことが
非常に大切だと感じるよ。

 

ちなみに

あなたは基本要求品質って言われて、すぐ答えられたかな?
こちらの記事も合わせて読むと理解が深まるよ。

↓  ↓  ↓

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