[speech_bubble type="ln" subtype="R1" icon="myImage.png" name="TM"]次の現場はお前が仮設を計画してみろ[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln" subtype="L1" icon="A.png" name="Aくん"]えっ?こんな難しい形状の建物ですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln" subtype="R1" icon="myImage.png" name="TM"]そうだ[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln" subtype="L1" icon="A.png" name="Aくん"]経験の無い私で大丈夫ですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln" subtype="R1" icon="myImage.png" name="TM"]大丈夫[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln" subtype="L1" icon="A.png" name="Aくん"]自信無いな…[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln" subtype="R1" icon="myImage.png" name="TM"]やる前からそんなこと言うなよ。まずは、自分の頭で考えてみるということも重要な事だぞ[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln" subtype="L1" icon="A.png" name="Aくん"]だって…[/speech_bubble] [speech_bubble type="ln" subtype="R1" icon="myImage.png" name="TM"]分かった。それじゃ揚重機の計画の仕方を簡単に教えてやろう[/speech_bubble]
ということで今回は揚重機の計画の仕方についてお伝えする。
まずは
揚重機というものは多大な費用が掛かることを知っておこう。
揚重機によっては、1ヶ月のリース代が何百万も掛かるものもある。
そこで
建物の施工計画を進めていく上で、1ヶ月にどのくらいの頻度で
揚重機を使用するかを考えてみよう。
もしも
ほぼ毎日使用するのであれば月極めリースや
常駐型の揚重機を選択するべきである。
ここで
大切なのは、必ず見積をとって比較してから決定すべき。
ということだよ。もしも、上司に質問をされたとしても、
返答出来る位の資料は用意しておこうね。
次に
建物の特徴をマッチした揚重機を選択すること。
具体的には
揚重機の位置を変えなくても施工出来るか?
を始めに検討すると効果的かな。
1ヶ所でカバー出来るのであれば、タワークレーンや
水平ジブクレーンなどが効果的であると感じるし、
逆に、現場の中を揚重機が移動しながら施工する場合は、
クローラークレーンなどが適しているよ。
最後に
常駐型の揚重機の場合で忘れてはいけないのが、
解体、搬出出来るか?だよ。
実は、タワークレーンやクローラークレーンなどの解体時期は
当初の計画と、実際の現場の状況が異なっている場合が多い。
確かに、現場の当初の計画通りに全ての事柄が進むなんて
ハッキリ言ってあり得ないことであると私は感じる。
しかし
計画通りで無いと絶対にいけないポイントもある。
その1つが、揚重機の解体計画である。
もしも
これ以上、外構工事などを進めてしまうと揚重機を解体出来ない
という事態に陥ってしまうのならば外構工事をストップすべきだし、
あらかじめA案、B案などの複数の方針をたてていれば
方針転換をしよう。
なぜ、こんなことを言うかといえば、ごく稀に
「ヤバい!どうやって解体しよう?」
と色々悩んで、とても大きなクレーンを段取りして
無理やり解体した。という話が聞こえてくるから。
あなたの現場では、そのような失敗が無いと私は嬉しいな。
つまり
建築現場で揚重機を選択するためのポイントとは
- コストメリットのある重機を選択すること
- 建物の特徴にあった重機を選択すること
- 常駐型の場合は解体計画が現実的な重機を選択すること
の3つのバランスを上手に考えて決定しようね。
揚重機の選択は現場全体の運営を左右するくらいの
重要な決定なので、あなたにはこちらの能力が求められるかも。
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