鋼矢板で先行掘削をした時の私の犯した過去の失敗例とは?

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「この地層は礫層や転石が多いので大変ですよ」

と山留めの専門業者から助言を頂いた。

しかも、1社だけでなく複数社からの助言を頂いたので
先行掘削をして転石等を除去する必要があると感じて、
当初無かった予算にも入れ込み、工程も調整を行った。

 

おかげで

山留工事自体は非常にスムーズに進んだのである。
別に、スムーズに済んだのであれば記事にする必要はない。
問題は、山留施工後の掘削の時点で発生したのである。

 

実は

掘削を完了させると、自立式の山留めが許容値以上の変位を見せたのだ。
許容値以上と言っても倒壊してしまったり、周囲に陥没が出来るレベルでは
無かったのだけどね。

 

そこで

原因をいろいろ追求していると、山留め全体が移動しているフシがある。
というのは、鋼矢板の足元と先端では予想より傾斜していないから。

「あれっ?やばいかも」

という事態になり、慌てて山留めの変位がこれ以上増大しないように、
耐圧盤と山留めの間に変形防止の補強コンクリートを打設すると
翌日からの変位の変化は無くなった。

 

あとで

当時ちょうど首都圏から来た所長にその話をすると

「先行掘削をした場合は、地層が緩むから山留めの先端部分を
注入して固めてしまうんだよ」

と言われたことを今でも覚えている。

今まで鋼矢板の先行掘削なんてしたこと無かったし、
先行掘削をすることによるリスクなんて知らなかった。

 

知らないって怖い!

とつくづく感じさせられた出来事だったよ。

 

もしも

あなたが鋼矢板の先行掘削を計画しているなら
今回の記事を参考に、社内や専門業者と入念に打合せを
しておくことを強くオススメするよ。

そうでないと、私はわざわざ失敗をみんなの前に
さらけ出した意味が全く無いからね。

 

つまり

鋼矢板で先行掘削をした時の私の犯した過去の失敗例とは、
先行掘削した地盤が緩んだままで鋼矢板を打設してしまったため
当初の解析値よりも山留めのたわみが増加をしてしまったこと。

 

結局

知らないという事は、少しの失敗をより大きなものにするのだ。
と言うことを思い知らされた一件だったよ。

でも、失敗するって言うことは私は悪くないと考えている。
失敗は成功のもと。そんな勢いで進まないとつぶれてしまいそうだよ。

あっそうそう。過去にこんな記事も書いているので
合わせて読んでみよう。

↓  ↓  ↓

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