鉄筋工事
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鉄筋工事における「かぶり厚さ」の基本の「キ」(建物の高寿命化)
前回は「何故かぶり厚さの確保が必要か」についてお伝えした。その中で、かぶり厚さと鉄筋の酸化とコンクリートの中性化の内…
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ガス圧接の継手面における鉄筋の切断加工で推奨されない工法とは?
前々回から一般鉄筋の加工において注意すべきことをお伝えした。そこで、今回はガス圧接面においての切断加工についてお伝え…
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工事監理者さんが超音波探傷試験に加えて引張試験をしたい理由とは?
ガス圧接や溶接継手の検査方法は大きく分けて2種類あります。超音波探傷試験と引張試験です。最近では、非破壊検査でありそ…
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配筋検査の時期と内容について伝えておくべきこととは?(1)
配筋検査をあなたは何気なく毎回行っていないかな?工事監理者さんの配筋検査はコンクリート打設前に 行なうのが当たり前と考…
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柱・梁の断面算定の考え方と鉄筋の納まりの実態との差とは?(3)
前々回では、設計時に設定した柱・梁の幅が現場の諸条件においてその通りにいかない場合があること。前回では、梁配筋の配筋…
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鉄筋のかぶり厚が足らないと起こりうる建物崩壊につながる問題とは?
鉄筋のかぶり厚さ不足で建物崩壊なんて大げさな!とあなたは感じたかも知れないね。確かに私自身もかぶり厚さが足らないから…
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壁の開口補強筋の7割は意図が不明!とTMが感じる理由とは?
壁の開口補強筋について最近強く思うことがあります。それは一体、この設計はどちらに向かっているのだろう?右と左という真…
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ガス圧接の検査で不合格でも慌てないように知っておくべき知識とは?
誰でも失敗はしたくありませんよね。でも、誰にも失敗はあります。大切なのは失敗したときにどうするか?なのですから。そこ…
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鉄筋のスペーサーにコンクリート強度を考慮しないと断面欠損になるか?
大学時代、ある構造系の教授にこんな質問をされたことがある。全体的に断面積が不足している構造体と、 1部分だけ断面積が不…
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梁主筋の継手を端部に設けてはイケない理由とは?
梁の主筋の継手位置は継手の方法がガス圧接や重ね継手の場合は、大抵スパンの1/4の位置付近です。なぜなら梁のスパンの1/4付…
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高強度せん断補強筋について知っておくべき2つのこととは?
鉄筋の強度について以前お伝えしたことがあるが、その時に例外としてあげたのが今回お伝えする予定の「高強度せん断補強筋」…
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柱・梁の断面算定の考え方と鉄筋の納まりの実態との差とは?(1)
柱や梁を始め全ての構造部材は構造計算によって成り立っているが、端部などの納まりをよく検討しないと「絵にかいた餅」にな…
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あばら筋(スタラップ)のフックが135度である理由と有りがちな失敗とは?
自分では全く品質的に劣ることはないと判断した変更が実は、品質的には問題だった。という事が実際にはよくあります。今回は…
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鉄筋工事の施工計画書の本音と裏側(2)
前回は、鉄筋工事の施工計画書の全17項目のうちわずか1項目をお伝えしただけになってしまった。今回はその続きからお伝え…
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鉄筋工事の施工計画書の本音と裏側(6)
前回は、鉄筋工事の施工計画書の全17項目のうち9~10項目までをお伝えした。最初から読みたいあなたはこちらから。11…
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耐圧盤付きの地中梁を2回に分けて打設する場合に失敗しがちな例とは?(2)
前回は、耐圧盤の取り付く地中梁の注意ポイントを1つお伝えしました。今回は、もう1つポイントをお伝えしますが、少し技術的…
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地中梁であばら筋を組み立てる前に鉄筋業者に確認すべき3つの事とは?
地中梁が上階の一般梁との大きな差は「梁せいが高い」こと。せいの高い地中梁は3m を超すようなサイズになります。すると、…
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腹筋があばら筋の外側に配筋されていたら間違いなのか?
梁の腹筋は一般的にはあばら筋の内側に取り付けます。「えっ、そうでした?」というあなたは現場に出て確認してみるか?以前…
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ガス圧接のふくらみは何故必要?覚えておくべき品質管理の重要数値とは?
ガス圧接を行った後の接合部はふくらみがあります。文字通り、ガスで圧力をかけて接合するので多少なりともふくれるよね。と…
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鉄筋の役割とは?問題点の解決法の基本的考え
「鉄筋の役割とは何か?」と聞かれても鉄筋コンクリート造を扱ったことのある人なら9割は答えられると感じる。答えは「引張…