地中梁の配筋写真の撮り方の秘訣を伝授!

Sponsored Links
/* */

 

「地中梁の配筋写真撮影って面倒くさくて大嫌い!」

とあなたは感じていませんか?

 

ちなみに

私は地中梁の配筋写真撮影は大嫌いです。

 

なぜなら

  • 断面が大きくて全体を撮影しようとするとかなりバックして撮影しないといけないけど他の梁が邪魔して撮影しにくい
  • 梁のせいが高い場合は、梁にのぼったり降りたりを繰り返すため大変
  • 主筋、スタラップ、腹筋など部位毎に撮影していたら、どの部位が撮影済みでどの部位が未撮影か?分からなくなってしまう

などの理由からです。

 

とにかく

面倒くさがりの私は基礎を施工している時期に、何回もタラップを昇降するのが、
とても嫌いなので「何とか効率的に撮影出来ないか?」
を毎日考えていました。

 

そこで

私はたった3つだけですがルールを決めたのです。

 

それは

  1. 断面が大きくて足元から上端筋が撮影しずらい場合は、上端筋とそれ以外を別のタイミングで撮影する
  2. 部位別に撮影する必要があれば、全景、主筋、スタラップ、腹筋の様に順番を決めてしまう
  3. 梁底のかぶり厚さ、定着寸法などの全ての符号で必ずしも必要ではない部位の撮影は出来るだけ早い段階で済ましておく

の3つです。

 

 

まず

1つ目については、地中梁の梁せいが3m位になると地面から上端筋を
撮影しようとすると、かなり見上げた写真になってしまいます。

 

そこで

全景と下端筋、スタラップ、腹筋と各符号を撮影しておき、
最後に梁の上に乗って上端筋ばかりを撮影すると、
上下の移動時間が短縮されるのでオススメですよ。

 

 

次に

部位毎に撮影している途中に他の作業員さんから電話がかかってきて、
呼び出されて戻って来た時に

「あれっ?どこまで撮ったっけ?」

と、カメラの内容を見直すことも当然あります。
何枚か戻って確認しないと撮り忘れの危険性がありますよね。

 

しかし

撮影順序を自分のなかで決めておけば最後の1枚だけ確認すれば
中断される前にどこまで撮影したか把握できますから、
時短にもなるし撮り忘れもありません。

 

更に

工事写真を整理するときに決まった並び順で撮影されているので
そのまま取り込むだけで統一感のあるアルバムになります。

 

 

最後に

毎符号撮影しなくてもよい部位については撮り忘れ防止のために
早めに撮影しておいた方が良いのは言うまでもありませんね。

 

 

つまり

私の中の地中梁の工事写真撮影のルールは

1、断面が大きくて足元から上端筋が撮影しずらい場合は、上端筋とそれ以外を別のタイミングで撮影する。
2、部位別に撮影する必要があれば、全景、主筋、スタラップ、腹筋の様に順番を決めてしまう。
3、梁底のかぶり厚さ、定着寸法などの全ての符号で必ずしも必要ではない部位の撮影は出来るだけ早い段階で済ましておく。

 

ここで

工事写真について他にもっと確認しておいた方が佳いかな?
と感じたあなたはこちらのカテゴリーの中から何記事か確認して下さいね。

↓  ↓  ↓

工事写真のカテゴリー

 

banner11

Sponsored Links


関連記事

  1. 鉄筋材料の基本事項を知っておこう(標準材料とSD490編)

  2. ロングスパンエレベーターの前養生について個人的に感じること

  3. ねじ節鉄筋と通常の異形鉄筋の用途の違いと継手方法とは?

  4. コンクリート強度確認の大原則は非現実的だという現実とは?

  5. 雨天時は何故ガス圧接作業が中止になるのか?天候との意外な関係

  6. 鉄筋のかぶり厚さが確保できていれば極端に大きくても良いのか?

  7. 鉄筋のかぶり厚が足らないと起こりうる建物崩壊につながる問題とは?

  8. 躯体工事の優劣を決める型枠工事の役割と種類を整理しておこう

  9. 連続梁筋の柱内定着をアンカー納まりにする3つデメリットとは?

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プレゼント付無料講座開催中

kouza
仮設 syoseki

プロフィール

myImage

作者:TM


私の職業は「建築現場の現場監督」。
何だかんだで15年働いている。
その15年分のノウハウを若い現場監督さんのために、全て暴露しくよ。

なぜ、キツイ建設業界で働き続けているのか?
その秘訣がしりたいあなたは
今すぐこちらをクリック

↓ ↓ ↓

詳しいプロフィールはこちら


あっ、
ただし「社外秘」や「会社独自の技術」じゃ無いよ。
あくまで、「私個人の感じる本音」だよ。

最新記事・おすすめ記事

  1. 鉄骨工事の中で自然と行われている「環境的な配慮」とは?

    2023.04.10

  2. 鉄骨の製品検査に工事監理者さんを連れていくのは当たり前なのか?

    2023.04.03

  3. 鉄骨工事の工事現場施工要領書に関するチェックのポイントとは?(…

    2023.03.27

  4. 鉄骨工事の工事現場施工要領書に関するチェックのポイントとは?(…

    2023.03.20

  5. 鉄骨工事の工事現場施工要領書に関するチェックのポイントとは?(…

    2023.03.13

  1. 一級建築士の資格勉強を始める時期はいつからか?という悩み

    2020.08.07

  2. 在宅勤務になり建築現場に配属されない時の学習方法は?という悩み

    2020.04.20

  3. 最上階の梁の定着は一般解の梁と何が違うのか?

    2019.02.15

  4. TMです。新年明けましておめでとうございます。【悩める建設マンへ】

    2019.01.01

  5. 工事写真をスマホで管理する時代が到来!Photo Manager(2)

    2017.10.09

人気記事ランキング

月間週間デイリー

ブログランキング

にほんブログ村 住まいブログ 現場監督へ