コンクリートの外力からの養生は必要!打設後1日目は何が出来るのか?

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冬のコンクリート打設後の次の日の朝の墨出しの日に
スラブ上のコンクリートはまだ柔らかく、鉛筆で印をつけると
容易にコンクリートが削れてしまう状況の時もありました。

 

また

現場に入ってすぐの頃には、型枠を解体した瞬間のコンクリートに
「湯気」がたっているのをみたことも有ります。
実際にコンクリートが「絶賛硬化中!!」という状態ですね。

 

だけど

マンションなどは躯体のサイクルが「中11日」など決まっていて、
よほどの事情がない限り、無理やりにでも躯体サイクルを守らないと
全体工程が納まらない現場が当たり前のように有りました。

 

すると

冬の出来立てホヤホヤのコンクリートの上に対して、
仮設材や鉄筋材、また解体した型枠材が下階から上がってくる
という端からみると「戦争状態」のように様々な職種の人たちが
あちこちで働いている状態になっていたのです。

 

だから

いつも私の中では

「コンクリートの品質を考えると打設後1日目は作業しない方が良いよな~」

 

という気持ちと

「実際には打設後1日目からでもガンガン作業しないと間に合わないぞ!」

という気持ちが葛藤しながらも工程優先で作業を進めていたものです。
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも同じような気持ちを
持っているのかも知れませんね。

 

では

「教科書的には一体何が正解なのでしょう?」

というと「墨出し程度の軽作業」はコンクリート打設後1日目でも
行うことは可能です。

 

そして

材料を置く場合でも、1ヶ所に集中させずに分散して設置するなどの
配慮は必要という事なので、過剰に拡大解釈をせずに

例えば、材料に関してはスラブのみで支えさせずに梁にも荷重が
掛かって負担するように分散して設置するなどの配慮は最低限必要でしょう。

 

それからは

あなたの現場の実情に合わせて「自分に言い訳できる範囲」で
現場を進めていくしか無いというのが私の本音ですよ。

 

最後に

建築工事監理指針(令和7年版上巻)
の該当部分を確認して下さいね。

P.420

6.7.3 振動及び外力からの保護

(1) 凝結硬化中のコンクリートに振動・外力を与えると、ひび割れが発生したり損傷を生じることがあり、また、早期材齢で荷重を加えるとたわみの増大につながることがある。このため、コンクリートが硬化するまでは十分な養生が必要である。

(2) コンクリート打込み後 1日以内にやむを得ずスラブの上に乗るような場合には、コンクリートに振動・衝撃を与えないように静かに作業しなければならない。

 

P.440 型枠

(2) コ ンクリート打込み後、強度発現が不十分な状態で作業を開始すると、その荷重を受けるコンクリートに有害なひび割れやたわみ等の障害が生 じるおそれがあるので、注意が必要である。コンクリートが有害な影響を受けない材齢は、直上階の作業に伴う荷重の大きさによって異なり、一概に示せないが、墨出し等の軽微な作業であれば大きな影響はない。資材を置く場合は、1箇所に集中させないなどの配慮が必要である。また、床が、コンクリー ト金ごて仕上げの場合、床面を傷つけないように養生期間を確保することや資材等の仮置き場所に養生を施すことが必要である。

 

つまり

コンクリートの打設後1日目は何が出来るのか?については
「墨出し」などのコンクリートに無理な荷重や振動を与えない
作業のみが可能という判断になります。

 

しかし

正直、工程のキツイ現場はコンクリートの打設後に
悠長に養生なんてしてられないよ!という現場もあるはずです。
そこは、お客さんや設計事務所さんなどが暗黙の了解で
「工期を間に合わせてくれ!」というプレッシャーが
あれば粛々と進める必要がありますね。

 

更に

あなたの現場が突貫工事であればこちらの記事を
参考にして何とか乗り切って下さいね。

↓ ↓ ↓

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