工種別の管理ポイント
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玉掛ワイヤーの点検時に本当によくある間違いとは?
「玉掛ワイヤーの点検テープそんな所に巻いたらダメだよ」とあるパトロール員さんに言われたことが有る。それ以来、点検テー…
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片持ち階段の構造を支えているのは見落としがちな○○鉄筋
階段は大きく分けて構造的に2つの種類に分類されます。主に屋内階段に多く、四周を梁で囲まれた中に階段が設置されているい…
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鉄筋のかぶり厚さが確保できていれば極端に大きくても良いのか?
鉄筋のかぶりが不足していると建築基準法施行令違反である。だったら絶対にかぶり不足にならないくらい十分にかぶり厚さを確…
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杭工事の工程写真の撮影枚数や立会頻度はいつ決めるべきか?
杭工事でどのように工事写真を撮るのか?というのは、工法毎に違うし、施主や設計事務所、更にはどんな工事監理者さんが担当…
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場所打ちコンクリート杭で品質上問題になる4つのポイントとは?(2)
前回は、場所打ちコンクリート杭の品質上のポイントとして「杭先端及び周辺地盤の緩み」についてお伝えしたが、今回は残りの…
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スラブ筋の開口補強はどのサイズまで凡例が適用出来るのか?
梁の貫通孔は基本的にすべての貫通孔毎に計算をしてそれぞれの補強方法を決めています。当然ながら計算結果などは工事監理者…
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柱筋の配筋を見た時に思わず修正させた驚愕の光景とは?
鉄筋は私自身も感覚的に即賛成が出来ないのですが、「曲がっている鉄筋に外力が加わると伸びる」という性質があります。その…
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梁筋のあばら筋(スタラップ)のキャップタイの落とし穴とは?
一般階でこれをしてしまう作業員さんはまだまだ知識が足りない初心者です。だけど意外と地中梁の場合は、現場監督でさえも正…
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杭基礎の底辺のかぶり厚さはいくつ?どこから測定するの?
基礎のかぶりは大抵の場合は最小かぶりが60mm、設計かぶりが70mmで外周の表面からの距離でしょ。で終了してしまうかも知れな…
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コンクリートの打ち込み速度の目安はどのくらい?
私もコンクリートミキサー車(生コン車)の配車計画などの記事の中で「コンクリートを1時間当たりどの位打設出来るか?逆算し…
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コンクリート供試体の採取本数とピッチに関するよくある誤解とは?
一般的に使用されている普通コンクリートについては「150m3ごとに試験を行う」というのは私の中では当たり前です。あなた…
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単管パイプで補強する場合は引張力に期待するか?圧縮力か?
足場などを組んでいて、「ちょっと弱そうだな。」と感じたり「ここ通路にしたいからスパン飛ばそう」とか考える事って有るよ…
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ロングスパンエレベーターの前養生について個人的に感じること
ロングスパンエレベーターの前養生とは、エレベーターに積んだ荷物などが落下したときに、遠くへ飛散しないように、ロングス…
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重ね継手の2つの素朴な疑問にあなたは答える事が出来ますか?
鉄筋継手の基本中の基本である重ね継手。壁やスラブなどでは当たり前に使用されている工法ですね。それでは「重ね継手は密着…
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独立基礎のはかま筋は独立基礎においては実際には不要なのか?
独立基礎の配筋は大きく分けて「ベース筋」と「はかま筋」となります。「ベース筋」は基礎の底部にX、Y方向に配置され、「は…
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地中梁の腹筋は定着すべきなのか?という問題
「腹筋って定着長さ必要だっけ?」と不意に聞かれたあなたはどの様に答えますか?「えっ、基本的に必要ないっすよ」なのか「…
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埋め戻しの工程写真において特に注意しなければいけない事とは?
埋め戻しの時期って次の上階の工事の計画や段取りがあったり、ステップ毎に工事写真を撮らなくてはいけなかったりして、撮り…
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非耐力壁の代表格であるW15がチドリ配筋である理由とは?
前回はスラブの厚さについてお伝えしました。そこで、今回は壁の厚さについてお伝えしていきましょう。まずスラブの厚さにつ…
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溶接金網の拾い出しを行なう時にやりがちな失敗例とは?
「溶接金網の枚数が足りないよ~!」ある日、鉄筋屋さんからあなたの所へ電話が掛かって来る。「おかしいな~。単純な計算だ…
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在来スラブの最小厚さが150mmなのは配筋が原因というのは本当か?
在来スラブの厚さが120mmだと「何だか気持ち悪い」と感じるのは私だけでしょうか?これは私の経験上の感覚なのであなたは…