加工・組立(鉄筋)
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鉄筋のあきの最小値にコンクリート粗骨材寸法が基準にある理由とは?
鉄筋のあきの寸法の最小値をおさらいすると以下によって決まります。 呼び名の数値の1.5 倍 粗骨材最大寸法の1.25 倍 25mm…
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鉄筋を「継ぐ」にも等級があった!一般的なガス圧接継手の等級は?
鉄筋を「継ぐ」ための一般的な工法は重ね継手とガス圧接継手です。重ね継手は比較的細い径の鉄筋の継ぎ手に用いられ、ガス圧…
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誘発目地と鉄筋の位置関係で生じるかぶり厚さ不足とは?
スラブの配筋写真を確認していた先輩が「この写真は使えないから外そう!」とおもむろに言われてしまいました。せっかく撮影…
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鉄筋の定着と継手の定義と基本的な考え方を確認しておこう
鉄筋の定着と継手は鉄筋コンクリート造の建物にとって非常に重要です。また、現場での品質管理上においても非常に重要なポイ…
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複数本並んだ長尺物を継ぎ足す場合の原理原則とは?
鉄筋などの長尺物は広い現場だと必然的に継手の箇所数が増えます。しかも工事の施工性の都合上、複数本並んで配筋される場合…
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柱と梁が同面でも勝手に配筋をしてはイケない理由とは?
外観デザインの都合上などで柱と梁が同面であるという場面は比較的多くの場面で見られます。特に建物の外壁ラインから敷地境…
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腹筋の継手長さ不足と鉄筋屋さんに文句を言う前に確認すべき事とは?
「何でここの継手長さ40d取ってないん?」「腹筋はこれで良いはずですよ…」「えっ?そうなん?」「はい!この前某スーパーゼ…
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基礎のベース筋のかぶり厚さを杭頭から確保すべき理由とは?
鉄筋のかぶり厚さというのは一般的には外部面からの距離をとるが唯一といってよいほど例外的なのは基礎のベース筋のかぶり厚…
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径の異なる重ね継手は「大は小を兼ねる」で良いのか?
「大は小を兼ねる」あなたはこの言葉を困った時に使ったりしていませんか?実は、私も詳しい数値や判断を忘れてしまった時に…
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柱や梁と壁が同面の場合の鉄筋の納まりで気をつけるべき事とは?
外壁ラインを平滑に見せたいときは柱や梁に対して壁のラインが「同面」で納まっていることがよくありますよね。今回は、柱や…
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定着長さが配筋検査時の直すのが非常に困難な指摘事項の1つ!?
工事監理者さんの配筋検査時に「ここ、定着長さが足りてないから是正お願いします」と言われて「えっ!?今さら言われても無…
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最上階の梁の定着は一般解の梁と何が違うのか?
「長かった躯体工事も次でいよいよ最上階、やっと先が見えてきた~!」と安心している場合ではありません。実は最上階の躯体…
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最上階の柱の鉄筋の端部のフックは四隅で良いのか?全数必要か?
最上階の柱の納まりというのは、実は毎回「これで良いか」と私は確認をしている気がする。なぜなら特記仕様書の通りでは納ま…
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柱・梁の断面算定の考え方と鉄筋の納まりの実態との差とは?(2)
前回は、設計時に設定した柱・梁の幅が現場の諸条件においてその通りにいかない場合があることをお伝えしました。今回は、前…
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継手の位置の基本の「キ」!なぜそこで継ぐのか?を理解する
鉄筋をどの位置でつないでいるかなんて3年目くらいまで全く気にしてませんでした。というのが私の実のところです。今でこそ…
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スペーサーの防錆処理とかぶりと仕上げの問題について
スペーサーは型枠などに直接触れていているが、同時に鉄筋を型枠から適切な距離を確保するために使用する。だからもしもスペ…
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鉄筋の端部のフックが現場で喜ばれる場面、嫌われる場面とは?
鉄筋の端部は使用部位によって様々な形状になっている。例えば柱の主筋が上階へ続く場合は真っ直ぐな形状だし、梁の主筋の端…
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鉄筋工事における「かぶり厚さ」の基本の「キ」(何故必要か?)
鉄筋工事担当になった場合に管理すべきは配筋の本数や径だけではない。鉄筋には所定の「かぶり厚さ」が規定されておりその数…
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鉄筋工事における「かぶり厚さ」の基本の「キ」(部位別)
今回で3回目の「かぶり厚さの基本の「キ」」は部位別のかぶり厚さについてお伝えするのだけど、以前の記事を読みたいあなた…
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鉄筋の有害な曲がりの定義と、現場で起こりがちな場面と、私の主張
鉄筋をむやみに曲げてはいけません!と言われると「そんなこと言われなくても分かっているよ!」と9割以上の人は答えたくな…