各部配筋
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柱のフープ筋に溶接閉鎖型フープをわざわざ使用する理由とは?
溶接閉鎖型フープをわざわざ使用する理由って何だろう?私はいつも不思議に感じていましたが、明確な理由が見つからずに柱リ…
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梁筋の2段筋が1本だけの場合に左右どちらに配筋するか?という問題
梁の主筋が左右非対称という納まりは現実に山ほど有ります。しかし「2段筋の向きがどっちが正解だろう?」と悩みながら現場…
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壁筋の組立順序と端のピッチの基本をおさらい
「TMさん。この壁筋って縦横どちらが外側でしたっけ?」まだ、会社に入って何年も経っていない私は急な工事監理者さんの問い…
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スラブ筋の定着は隣り合うスパンの鉄筋と通し配筋にすべきか?
スラブ筋の定着は隣り合うスパンの鉄筋と通し配筋にすべきか?と聞かれてあなたは意味は分かりましたか?具体的にはスラブ筋…
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梁の下端筋の端部の定着が曲げ下げでなく原則曲げ上げの理由とは?
梁の主筋の端部は柱の向こう側に同様の梁がない限りは柱内へアンカー定着となります。しかもアンカー定着の基本としては、梁…
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地中梁配筋時における設備業者とのトラブルNo,1事例とは?
鉄筋担当者になりたての頃はどうしても自分の担当の事しか気が回らずに思わぬトラブルになることがしばしばあります。しかも…
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鉄筋の端部のフックが現場で喜ばれる場面、嫌われる場面とは?
鉄筋の端部は使用部位によって様々な形状になっている。例えば柱の主筋が上階へ続く場合は真っ直ぐな形状だし、梁の主筋の端…
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片持ち梁の元端部やカットオフ筋は梁の全長の1/4を基準で良いか?
通常の柱と柱に囲まれた梁は全長の1/4の付近において梁にかかる応力が小さくなる為、端部と中央部の境や、カットオフ筋の長さ…
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ダブル配筋の壁筋端部にはコの字のキャップは必要か?
ダブル配筋の端部にあなたはこの様な納まりを見たことがありませんか?私は過去に1つの現場の中に複数の鉄筋屋さんの班が入…
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ハンチ付き梁のハンチ部分の定着が一般梁と異なる理由とは?
あなたはハンチ付きの梁が図面にあったらどう感じますか?「あ~~、この設計者面倒くさい物を入れやがった!!」と感じるの…
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梁の主筋の定着はただ直線で必要長さが確保できていれば良いのか?
梁の主筋は柱などに定着する場合には一定の長さが必要です。しかし梁の定着に関して他には制約はないのでしょうか?実は梁の…
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主筋のかぶり厚さを一定以上取らないと起こる耐力低下とは?
鉄筋のかぶり厚さの確保が鉄筋の品質管理上とても重要である。ということは以前までの記事で何度もお伝えしてきました。だけ…
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柱・梁の断面算定の考え方と鉄筋の納まりの実態との差とは?(3)
前々回では、設計時に設定した柱・梁の幅が現場の諸条件においてその通りにいかない場合があること。前回では、梁配筋の配筋…
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壁の開口補強筋の7割は意図が不明!とTMが感じる理由とは?
壁の開口補強筋について最近強く思うことがあります。それは一体、この設計はどちらに向かっているのだろう?右と左という真…
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梁主筋の継手を端部に設けてはイケない理由とは?
梁の主筋の継手位置は継手の方法がガス圧接や重ね継手の場合は、大抵スパンの1/4の位置付近です。なぜなら梁のスパンの1/4付…
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柱・梁の断面算定の考え方と鉄筋の納まりの実態との差とは?(1)
柱や梁を始め全ての構造部材は構造計算によって成り立っているが、端部などの納まりをよく検討しないと「絵にかいた餅」にな…
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あばら筋(スタラップ)のフックが135度である理由と有りがちな失敗とは?
自分では全く品質的に劣ることはないと判断した変更が実は、品質的には問題だった。という事が実際にはよくあります。今回は…
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耐圧盤付きの地中梁を2回に分けて打設する場合に失敗しがちな例とは?(2)
前回は、耐圧盤の取り付く地中梁の注意ポイントを1つお伝えしました。今回は、もう1つポイントをお伝えしますが、少し技術的…
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地中梁であばら筋を組み立てる前に鉄筋業者に確認すべき3つの事とは?
地中梁が上階の一般梁との大きな差は「梁せいが高い」こと。せいの高い地中梁は3m を超すようなサイズになります。すると、…
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腹筋があばら筋の外側に配筋されていたら間違いなのか?
梁の腹筋は一般的にはあばら筋の内側に取り付けます。「えっ、そうでした?」というあなたは現場に出て確認してみるか?以前…