各部配筋
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地中梁の腹筋は定着すべきなのか?という問題
「腹筋って定着長さ必要だっけ?」と不意に聞かれたあなたはどの様に答えますか?「えっ、基本的に必要ないっすよ」なのか「…
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非耐力壁の代表格であるW15がチドリ配筋である理由とは?
前回はスラブの厚さについてお伝えしました。そこで、今回は壁の厚さについてお伝えしていきましょう。まずスラブの厚さにつ…
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在来スラブの最小厚さが150mmなのは配筋が原因というのは本当か?
在来スラブの厚さが120mmだと「何だか気持ち悪い」と感じるのは私だけでしょうか?これは私の経験上の感覚なのであなたは…
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スラブ段差の配筋等に関する設計者と現場と作業員の攻防とは?
私がまだ会社に入るずっと前(どのくらい前かよく分かってませんが)の時代は、スラブをフラットに打設して水廻りなどは床が上…
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誘発目地と鉄筋の位置関係で生じるかぶり厚さ不足とは?
スラブの配筋写真を確認していた先輩が「この写真は使えないから外そう!」とおもむろに言われてしまいました。せっかく撮影…
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梁の貫通孔はあけてはイケナイ!が原則だった!?貫通孔補強筋の話
「この現場は梁に貫通孔をあけてはいけません!」と言われたらあなたはどうしますか?「そんな事が出来るわけないだろ!」と…
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柱と梁が同面でも勝手に配筋をしてはイケない理由とは?
外観デザインの都合上などで柱と梁が同面であるという場面は比較的多くの場面で見られます。特に建物の外壁ラインから敷地境…
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腹筋の継手長さ不足と鉄筋屋さんに文句を言う前に確認すべき事とは?
「何でここの継手長さ40d取ってないん?」「腹筋はこれで良いはずですよ…」「えっ?そうなん?」「はい!この前某スーパーゼ…
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スラブ配筋の屋上部の出隅・入隅補強で入れ忘れの多いポイントとは?
「あれっ?ここには出隅補強が必要なんじゃないの?」「しまった!そうですね。うっかりしてました…」というやり取りを過去に…
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スラブ配筋を描いて!と言われてつまずきやすい3つのポイントとは?
頭の中では理解しているつもりでも、実際にやってみたら意外に出来ない。と言うことは世の中にはいくらでもあります。そして…
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基礎のベース筋のかぶり厚さを杭頭から確保すべき理由とは?
鉄筋のかぶり厚さというのは一般的には外部面からの距離をとるが唯一といってよいほど例外的なのは基礎のベース筋のかぶり厚…
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独立基礎の基礎と地中梁は何故レベルが違うのか?
「基礎底と梁底が一緒なら掘削も楽だし、水替えも楽なのにな~」とあなたは感じたことありませんか?杭基礎の場合は大抵地中…
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柱や梁と壁が同面の場合の鉄筋の納まりで気をつけるべき事とは?
外壁ラインを平滑に見せたいときは柱や梁に対して壁のラインが「同面」で納まっていることがよくありますよね。今回は、柱や…
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定着長さが配筋検査時の直すのが非常に困難な指摘事項の1つ!?
工事監理者さんの配筋検査時に「ここ、定着長さが足りてないから是正お願いします」と言われて「えっ!?今さら言われても無…
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最上階の梁の定着は一般解の梁と何が違うのか?
「長かった躯体工事も次でいよいよ最上階、やっと先が見えてきた~!」と安心している場合ではありません。実は最上階の躯体…
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最上階の柱の鉄筋の端部のフックは四隅で良いのか?全数必要か?
最上階の柱の納まりというのは、実は毎回「これで良いか」と私は確認をしている気がする。なぜなら特記仕様書の通りでは納ま…
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鉄筋屋VS設備屋!?スラブ筋とスリーブを巡るそれぞれの言い訳とは?
「設備屋!この補強、配筋検査で指摘されたから直しておけよ!あんなに鉄筋曲げて検査が通る訳がないだろ!」と言い放って現…
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柱・梁の断面算定の考え方と鉄筋の納まりの実態との差とは?(2)
前回は、設計時に設定した柱・梁の幅が現場の諸条件においてその通りにいかない場合があることをお伝えしました。今回は、前…
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柱筋の脚部の折り曲げ長さが150である意外な理由とは?
「柱筋の脚部の150mmのアンカーの意味って知ってる?」と私の会社のかなり先輩の方に聞かれたことが今でも印象に強く残っ…
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小梁が芯ズレした時は連続端にすべきか?それとも?
小梁の位置は上部に壁などがある場合は、壁の位置に設置して、壁の荷重を大梁に伝達する役割を担っています。また壁などが上…