鉄筋工事
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非耐力壁の代表格であるW15がチドリ配筋である理由とは?
前回はスラブの厚さについてお伝えしました。そこで、今回は壁の厚さについてお伝えしていきましょう。まずスラブの厚さにつ…
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溶接金網の拾い出しを行なう時にやりがちな失敗例とは?
「溶接金網の枚数が足りないよ~!」ある日、鉄筋屋さんからあなたの所へ電話が掛かって来る。「おかしいな~。単純な計算だ…
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在来スラブの最小厚さが150mmなのは配筋が原因というのは本当か?
在来スラブの厚さが120mmだと「何だか気持ち悪い」と感じるのは私だけでしょうか?これは私の経験上の感覚なのであなたは…
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鉄筋材料の基本事項を知っておこう(公称直径、断面積編)
現場で使用する鉄筋の99%以上は異形鉄筋である。もし、あなたの現場が丸鋼であればこの記事は全く必要ない。なぜなら異形…
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スラブ段差の配筋等に関する設計者と現場と作業員の攻防とは?
私がまだ会社に入るずっと前(どのくらい前かよく分かってませんが)の時代は、スラブをフラットに打設して水廻りなどは床が上…
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鉄筋工事の施工計画書の本音と裏側(3)
前回は、鉄筋工事の施工計画書の全17項目のうち2~4項目までをお伝えした。最初から読みたいあなたはこちらから。今回は…
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結束線、段取り筋の品質管理とかぶり厚さの問題
あなたは「自分に都合よく解釈しがちだね」なんて言われたことある?自分では全くそんなつもりがなくても、AとBの事例が客観…
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鉄筋の加工で熱曲げ加工やアーク溶接をしてはイケない理由とは?(1)
鉄筋を現場で組み立てるには所定の形状に加工する必要がある。そこで、「加工」とはどのような作業か?というと、 「切断」と…
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鉄筋材料の基本事項を知っておこう(鋼材の種類、製造方法編)
今回から数回にわたって鉄筋材料の基本的なところをお伝えしていこう。まず鉄筋材料はJISで定められており、強度別に種類…
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鉄筋のあきの最小値にコンクリート粗骨材寸法が基準にある理由とは?
鉄筋のあきの寸法の最小値をおさらいすると以下によって決まります。 呼び名の数値の1.5 倍 粗骨材最大寸法の1.25 倍 25mm…
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鉄筋を「継ぐ」にも等級があった!一般的なガス圧接継手の等級は?
鉄筋を「継ぐ」ための一般的な工法は重ね継手とガス圧接継手です。重ね継手は比較的細い径の鉄筋の継ぎ手に用いられ、ガス圧…
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誘発目地と鉄筋の位置関係で生じるかぶり厚さ不足とは?
スラブの配筋写真を確認していた先輩が「この写真は使えないから外そう!」とおもむろに言われてしまいました。せっかく撮影…
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鉄筋の定着と継手の定義と基本的な考え方を確認しておこう
鉄筋の定着と継手は鉄筋コンクリート造の建物にとって非常に重要です。また、現場での品質管理上においても非常に重要なポイ…
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複数本並んだ長尺物を継ぎ足す場合の原理原則とは?
鉄筋などの長尺物は広い現場だと必然的に継手の箇所数が増えます。しかも工事の施工性の都合上、複数本並んで配筋される場合…
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ガス圧接可能なのはどれ?異種、異径、ネジ鉄筋、高強度、製造所違い
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の基礎などの建物で特記仕様書に「ガス圧接」と記載されていたら当然、鉄筋の継手はガス圧接すれ…
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梁の貫通孔はあけてはイケナイ!が原則だった!?貫通孔補強筋の話
「この現場は梁に貫通孔をあけてはいけません!」と言われたらあなたはどうしますか?「そんな事が出来るわけないだろ!」と…
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鉄筋のミルシートの管理が単純にエクセルで出来ない理由とは?
鉄筋財の量の管理で一番重要なのは鋼材検査証明書(ミルシート) (以下、ミルシート)では無いだろうか。品質面においては各…
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柱と梁が同面でも勝手に配筋をしてはイケない理由とは?
外観デザインの都合上などで柱と梁が同面であるという場面は比較的多くの場面で見られます。特に建物の外壁ラインから敷地境…
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鉄筋材料を役所の数量以上に発注していないというトラブルの原因とは?
官庁工事などの検収では大前提として「役所の内訳数量」と 「実際の数量」の比較を行って、「内訳数量以上」なら 工事に必要…
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腹筋の継手長さ不足と鉄筋屋さんに文句を言う前に確認すべき事とは?
「何でここの継手長さ40d取ってないん?」「腹筋はこれで良いはずですよ…」「えっ?そうなん?」「はい!この前某スーパーゼ…